2012-11-15 第181回国会 衆議院 本会議 第5号
沈寿官先生は、平成元年に日本人初の大韓民国名誉総領事を承認された陶芸家であり、作家司馬遼太郎さんの「故郷忘じがたく候」の主人公になった方でもあります。 松下先生は、日ごろから人生の師と仰ぐ沈寿官先生の哲学や御偉業を通じて日韓関係にも心を砕いており、両国が互いに真の理解者となることで、近くて遠い国から、近くて近い国にならなければならないと御主張され、善隣友好の構築に力を注がれておられました。
沈寿官先生は、平成元年に日本人初の大韓民国名誉総領事を承認された陶芸家であり、作家司馬遼太郎さんの「故郷忘じがたく候」の主人公になった方でもあります。 松下先生は、日ごろから人生の師と仰ぐ沈寿官先生の哲学や御偉業を通じて日韓関係にも心を砕いており、両国が互いに真の理解者となることで、近くて遠い国から、近くて近い国にならなければならないと御主張され、善隣友好の構築に力を注がれておられました。
故郷忘じがたしで、故郷へは帰つてみたいけれども、しかし生活そのものを移して帰ろうという意思がない。故郷のほうでは帰つて来そうなものだ、どうして帰らんのか、帰る意思があるのにかかわらず、帰してくれないのではないかというようなことを国のほうでは思いながら、向うではもう帰る意思がなくなつてしまつておるという人が相当数あるようであります。
やはり故郷忘じがたしで朝に夕に小笠原に帰りたいのであります。この人たちに対しては政府において援助の手でも伸べられておるのであろうか。何かあるでしようか。援助の手でも伸べられておるといつた事実が……。